“聯珠”の読み方と例文
読み方割合
れんじゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからの、貞奴となるまでの記憶の頁は、涙の聯珠れんじゅとして、彼女の肉体が亡びてしまっても、輝く物語であろう。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「今夜、敵の裸山へは、自分が攻め上ってゆく。ご辺はこの線を守り、敵の乱れを見たら、十二陣聯珠れんじゅとなって彼を圧縮し、四散する敗兵をみなごろしになし給え」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)