“聯隊”の読み方と例文
読み方割合
れんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このころ、この街にある聯隊れんたいの入口をめがけて旗や提灯ちょうちんの列が日夜激しくつめよせた。日露戦争がしだいに高潮して来ていたのである。
洋灯 (新字新仮名) / 横光利一(著)
その夜のうちにフィリピンのマルチン爆撃機は、やみのバシー海峡を飛びこえて、わが台湾屏東へいとう飛行第八聯隊れんたいの根拠地を夜襲したのである。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
さて新道が出来ると人力じんりきが通る。荷車は干魚ほしうをなどを積んで通る。郵便脚夫きやくふが走る。後には乗合馬車のりあひばしやが通り、新発田しばたの第十六聯隊れんたいも通つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)