鈴木鼓村
1875 〜 1931.03.12
著者としての作品一覧
狸問答(新字新仮名)
読書目安時間:約3分
私は、よく怪物に勝つことがあるよ、しかし或は負けていたのかもしれないがね—— 数年前、さる家を訪ねて、昼飯の馳走に与って、やがてその家を辞して、ぶらぶら向島の寺島村の堤にかかったの …
読書目安時間:約3分
私は、よく怪物に勝つことがあるよ、しかし或は負けていたのかもしれないがね—— 数年前、さる家を訪ねて、昼飯の馳走に与って、やがてその家を辞して、ぶらぶら向島の寺島村の堤にかかったの …
二面の箏(新字新仮名)
読書目安時間:約11分
自分の京都時代にあった咄をしよう。 元来箏という楽器は日本の楽器中でも一番凄みのあるものだ、私がまだ幼い時に見た草艸紙の中に豊國だか誰だったか一寸忘れたが、何でも美しいお姫様を一人 …
読書目安時間:約11分
自分の京都時代にあった咄をしよう。 元来箏という楽器は日本の楽器中でも一番凄みのあるものだ、私がまだ幼い時に見た草艸紙の中に豊國だか誰だったか一寸忘れたが、何でも美しいお姫様を一人 …
雪の透く袖(新字新仮名)
読書目安時間:約7分
古びた手帳を繰ると、明治廿二年の秋、私は東北の或聯隊に軍曹をして奉職していたことがあった。丁度その年自分は教導団を卒業した、まだうら若い青年であった。 当時、その聯隊の秋季機動演習 …
読書目安時間:約7分
古びた手帳を繰ると、明治廿二年の秋、私は東北の或聯隊に軍曹をして奉職していたことがあった。丁度その年自分は教導団を卒業した、まだうら若い青年であった。 当時、その聯隊の秋季機動演習 …
“鈴木鼓村”と年代が近い著者
きょうが誕生日(4月2日)
ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805年)
今月で生誕X十年
今月で没後X十年
今年で生誕X百年
平山千代子(生誕100年)
今年で没後X百年
大町桂月(没後100年)
富ノ沢麟太郎(没後100年)
細井和喜蔵(没後100年)
木下利玄(没後100年)
富永太郎(没後100年)
エリザベス、アンナ・ゴルドン(没後100年)
徳永保之助(没後100年)
後藤謙太郎(没後100年)
エドワード・シルヴェスター・モース(没後100年)