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『雪の透く袖』
ふりがな文庫
『
雪の透く袖
(
ゆきのすくそで
)
』
古びた手帳を繰ると、明治廿二年の秋、私は東北の或聯隊に軍曹をして奉職していたことがあった。丁度その年自分は教導団を卒業した、まだうら若い青年であった。 当時、その聯隊の秋季機動演習は、会津の若松の近傍で、師団演習を終えて、後、我聯隊はその地 …
著者
鈴木鼓村
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
入来
(
はいりく
)
種々
(
しゅしゅ
)
瑞西
(
すいつる
)
誘
(
さそわ
)
頽
(
こわ
)
列
(
つらぬ
)
御願
(
おんねがい
)
志
(
こころ
)
候
(
こう
)
勝
(
が
)
達
(
だち
)
更
(
さ
)
何
(
いず
)
宛
(
さなが
)
温雅
(
しとやか
)
為
(
た
)
熔岩
(
ラバー
)
面
(
おも
)
出
(
い
)
前
(
ぜん
)
当
(
あた
)
御願
(
おねがい
)
思
(
おもい
)
枢
(
ひつぎ
)
直
(
ただ
)
稀
(
ま
)
笑
(
えみ
)
起
(
おこ
)
何卒
(
なにとぞ
)
何様
(
なにさま
)
偶然
(
ふと
)
傍
(
かたわら
)
兼
(
か
)
処々
(
しょしょ
)
呀
(
あっ
)
大戸
(
おおと
)
妾
(
わたし
)
宿
(
しゅく
)
山宿
(
やまじゅく
)
後
(
のち
)
恰
(
あだか
)
戸外
(
おもて
)
振返
(
ふりかえ
)
改
(
あらたま
)
最早
(
もう
)
未
(
ま
)
次
(
つ
)
洩
(
もら
)
滴
(
た
)
白髯
(
しらひげ
)
直
(
すぐ
)
突出
(
つきで
)
筆紙
(
ひつし
)
米沢
(
よねぎわ
)
蕭殺
(
しょうざつ
)
衣
(
ころも
)
談
(
はな
)
金目
(
かなめ
)
鈴生
(
すずなり
)
閑
(
かん
)
一室
(
ひとま
)
一寸
(
ちょっと
)
一層
(
いっそう
)
一方
(
ひとかた
)
丁度
(
ちょうど
)
万山
(
ばんざん
)
且
(
か
)
中々
(
なかなか
)
中門
(
ちゅうもん
)
乏
(
とぼ
)
今宵
(
こよい
)
以
(
もっ
)
会心
(
かいしん
)
会津
(
あいづ
)
何某
(
なにがし
)
俯向
(
うつむ
)
儘
(
まま
)
充
(
み
)
兼
(
かね
)
処
(
ところ
)
函迫
(
はこせこ
)
切落
(
きりおと
)
到底
(
とうてい
)
剃刀
(
かみそり
)
即
(
すなわ
)
厳島
(
いつくしま
)
古鏡
(
こきょう
)
只今
(
ただいま
)
吾人
(
ごじん
)
喚起
(
よびおこ
)
四辺
(
あたり
)
四隣
(
あたり
)
如何
(
いか
)
如意
(
にょい
)
室
(
へや
)
寐
(
ね
)
尽
(
つく
)
居
(
お
)
山宿
(
やましゅく
)
岩代
(
いわしろ
)