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会心
ふりがな文庫
“会心”のいろいろな読み方と例文
旧字:
會心
読み方
割合
かいしん
80.0%
くわいしん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいしん
(逆引き)
客の口から、国々の風土人情、一芸一能の話に耳を傾けて、時々
会心
(
かいしん
)
の
笑
(
えみ
)
を
洩
(
も
)
らす丹後守の
面
(
かお
)
には聖人のような
貴
(
とうと
)
さを見ることもあります。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
藤吉郎の返辞に池田勝三郎は、かえって
会心
(
かいしん
)
な笑みをもらした。そして、馬上に移り、また会おうと別れ去った。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
会心(かいしん)の例文をもっと
(8作品)
見る
くわいしん
(逆引き)
(あゝ、
然
(
さ
)
う、)と
会心
(
くわいしん
)
の
笑
(
ゑみ
)
を
洩
(
も
)
らして
婦人
(
をんな
)
は
蘆毛
(
あしげ
)
の
方
(
はう
)
を
見
(
み
)
た、
凡
(
およ
)
そ
耐
(
たま
)
らなく
可笑
(
をか
)
しいといつた
仂
(
はした
)
ない
風采
(
とりなり
)
で。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ト
此
(
こ
)
の
鑿
(
のみ
)
を
持
(
も
)
ち、
鏨
(
たがね
)
を
持
(
も
)
つべき
腕
(
かひな
)
は、
一度
(
ひとたび
)
掌
(
てのひら
)
を
返
(
かへ
)
して、
多勢
(
たせい
)
を
圧
(
あつ
)
して
将棊倒
(
しやうぎだふ
)
しにもする、
大
(
おほい
)
なる
権威
(
けんゐ
)
の
備
(
そな
)
はるが
如
(
ごと
)
くに
思
(
おも
)
つて、
会心
(
くわいしん
)
自得
(
じとく
)
の
意
(
こゝろ
)
を、
高声
(
たかごゑ
)
に
漏
(
も
)
らして、
呵々
(
から/\
)
と
笑
(
わら
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
会心(くわいしん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“会心”の意味
《名詞》
心にかなうこと。思いどおりにいって十分に満足すること。
(出典:Wiktionary)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“会心”の類義語
満足
甘心
“会心”で始まる語句
会心事
検索の候補
会心事
御会心
心霊実験会
心霊学会
“会心”のふりがなが多い著者
鈴木鼓村
徳冨蘆花
泉鏡太郎
吉川英治
中里介山
泉鏡花