“くわいしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
会心40.0%
囘診20.0%
廻診20.0%
會心20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみち、たがねつべきかひなは、一度ひとたびてのひらかへして、多勢たせいあつして将棊倒しやうぎだふしにもする、おほいなる権威けんゐそなはるがごとくにおもつて、会心くわいしん自得じとくこゝろを、高声たかごゑらして、呵々から/\わらつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
午前ごぜん囘診くわいしんにおいでなすつた醫師せんせいが、喫驚びつくりなさいました。不思議ふしぎなくらゐ、ときからみやくがよくつたんです……
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
廻診くわいしんの医者のおそさよ!
悲しき玩具 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
女子ぢよしよそほはばむしかくごときをもつ會心くわいしんこととせん。美顏術びがんじゆついたりては抑々そも/\末也すゑなり
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)