“粧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よそお51.3%
よそほ10.2%
つく9.6%
よそおい7.0%
よそほひ6.4%
よそ6.4%
1.6%
なり1.6%
つくろ1.1%
めか1.1%
いろど0.5%
つくら0.5%
づく0.5%
めけ0.5%
よそひ0.5%
ヨソオ0.5%
ヨソホ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い娘たちの軽やかないが目立つて来ると、微風に誘われるように、京野等志も、じつと家のなかに落ちついてはいられなかつた。
光は影を (新字新仮名) / 岸田国士(著)
ひ諸司代屋敷へむきしかば牧野丹波守殿對面有て身分より御證據の品の拜見もありしに全く相違なしと見屆け京都よりも又此段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
半七が二日もつづけてくるので、彼女もなんだか不安らしい眼付きをしていたが、それでも笑顔をって愛想よく挨拶した。
半七捕物帳:04 湯屋の二階 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
庭は広くないが百坪程の前庭と裏庭がある。それが又老母の心遣いから、帰る度に新しいをして私を驚きの中に迎えるのだ。
故郷を想う (新字新仮名) / 金史良(著)
笹色して、月光けて二葉三葉、たゞ點滴く、ちつつ、にもまずる。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
、釣りたりとはるゝは上手なれども、蟇口の下痢にお気つかず、私の置鈎に見事引懸り候。私の釣技は、旦那よりもえらく候はずや
釣好隠居の懺悔 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
髪は文金の高髷にふさ/\と結いまして、少し白粉も濃くけまして、和平夫婦が三々九度の盃を手に取上げる折から、表のから半合羽を
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
お京はお高祖頭巾目深に風通の羽織着てに似合ぬ宜きなるを、吉三は見あげ見おろして、お前何處へ行きなすつたの、今日明日は忙がしくておを喰べる間もあるまいと言ふたでは無いか
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
眼の前ではわが指揮に従い働くようなれど、蔭では勝手に怠惰るやらるやらさんざんに茶にしていて、表面こそえ誰一人真実仕事をよくしょうという意気組持ってしてくるるものはないわ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかし、この思ひがけない挨拶は、のつそりのつそり歩を進めてゐる亭主の、したてたその配偶には、あんまり嬉しくなかつた。
しかし私は、爽やかな、処女をるさまざまな香りに、こう隣ったことを、たいへん有難く思いました。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
見たところはせいぜい十七、八のあどけない若りであるが、彼女がまことの二十歳をもう二つも越えていた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「その法学士の方をだな、——無い御縁がじいや、てめえが勝手に人の縁を、にしゃぼん玉の泡沫を塗って、鼻の下を伸ばしながら横撫でにやあがる西洋剃刀で切ったんじゃないか。」
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
畔柳元衛の娘静緒の腰元に通勤せるなれば、今日は特に女客の執持に召れて、高髷変裏を改め、お傍不去麁略あらせじとくなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「芙蓉モ及バズ美人ノヒ、水殿風来タッテ珠翠シ」と王昌齢がったところの西宮睫妤を想わせる。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)