“粧(つ)” の例文
髪は文金の高髷(たかまげ)にふさ/\と結いまして、少し白粉(おしろい)も濃く粧(つ)けまして、和平夫婦が三々九度の盃を手に取上げる折から、表の方(かた)から半合羽を著(き)て
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
晃 そんなに、お前、白粉(おしろい)を粧(つ)けて。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一寸奥の六畳へ行って徳に逢ってやっておくれ、徳が今日はお白粉(しろい)を粧(つ)けて待っていたのだから、お前に逢わないと粧けたお白粉が徒(むだ)になってしまう