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扮粧
ふりがな文庫
“扮粧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いでたち
45.5%
いでだち
18.2%
こしらえ
9.1%
つくり
9.1%
でたち
9.1%
ふんそう
9.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いでたち
(逆引き)
夜が明けますと太郎と二郎と二人して、弁当を腰に下げて、杖を
持
(
もっ
)
て、
草鞋
(
わらじ
)
を
穿
(
は
)
いて、同じ、
扮粧
(
いでたち
)
で出掛たのであります。
迷い路
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
扮粧(いでたち)の例文をもっと
(5作品)
見る
いでだち
(逆引き)
色白
(
いろじろ
)
の
首筋
(
くびすぢ
)
に
紺
(
こん
)
の
腹
(
はら
)
がけ、さりとは
見
(
み
)
なれぬ
扮粧
(
いでだち
)
とおもふに、しごいて
締
(
し
)
めし
帶
(
おび
)
の
水淺黄
(
みづあさぎ
)
も、
見
(
み
)
よや
縮緬
(
ちりめん
)
の
上染
(
じやうぞめ
)
、
襟
(
えり
)
の
印
(
しるし
)
のあがりも
際立
(
きわだち
)
て、うしろ
鉢卷
(
はちま
)
きに
山車
(
だし
)
の
花
(
はな
)
一
枝
(
し
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
扮粧(いでだち)の例文をもっと
(2作品)
見る
こしらえ
(逆引き)
そこは
懲々
(
こり/″\
)
だよと口の内で云って、こちらへおいでと
頤
(
あご
)
で招いて居ると、やがて来のは同じ年配で、御召の大縞の上着に
段通
(
だんつう
)
織の下着、鼠
緞子
(
どんす
)
の帯を締め、芸子潰しに銀のあばれ
綯
(
より
)
という
扮粧
(
こしらえ
)
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
扮粧(こしらえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つくり
(逆引き)
扮粧
(
つくり
)
をいたします際に、面を彩る種々の線に過ぎないのでございますが、色彩の点から申しても、
紅隈
(
べにくま
)
、
藍隈
(
あいくま
)
、
墨隈
(
すみくま
)
というように色々ございますし、形から申しましても、筋隈、剥身、火焔隈
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
扮粧(つくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
でたち
(逆引き)
見眞似
(
みまね
)
か
温順
(
おとな
)
しづくり
何某學校
(
なにがしがくかう
)
通學生中
(
つうがくせいちゆう
)
に
萬緑叢中
(
ばんりよくさうちゆう
)
一點
(
いつてん
)
の
紅
(
くれなゐ
)
と
稱
(
たゝ
)
へられて
根
(
ね
)
あがりの
高髷
(
たかまげ
)
に
被布
(
ひふ
)
扮粧
(
でたち
)
廿歳
(
はたち
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
扮粧(でたち)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふんそう
(逆引き)
機を見るにさかしい者たちは、遊女らの
扮粧
(
ふんそう
)
を上流の美女に似せ、それよりも放逸で、派手やかであり、
淫蕩
(
いんとう
)
な
裲襠姿
(
しかけすがた
)
をつくりだし、その上に教養もくわえた。
明治大正美人追憶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
扮粧(ふんそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
扮
漢検準1級
部首:⼿
7画
粧
常用漢字
中学
部首:⽶
12画
“扮”で始まる語句
扮装
扮
扮裝
扮飾
扮本
扮装姿
扮装振
扮装術
扮装形容
“扮粧”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
酒井嘉七
樋口一葉
有島武郎
長谷川時雨
小川未明