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際立
ふりがな文庫
“際立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きわだ
79.2%
きはだ
17.7%
きわだち
2.1%
はきだ
1.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きわだ
(逆引き)
それは一つには、上に懸けてある羽根布団のけばけばしさに対照されて、病人の複雑な不健康さが一層
際立
(
きわだ
)
ってもいたのであろう。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
際立(きわだ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きはだ
(逆引き)
正面
(
しやうめん
)
に
待乳山
(
まつちやま
)
を
見渡
(
みわた
)
す
隅田川
(
すみだがは
)
には
夕風
(
ゆふかぜ
)
を
孕
(
はら
)
んだ
帆
(
ほ
)
かけ船が
頻
(
しき
)
りに動いて
行
(
ゆ
)
く。水の
面
(
おもて
)
の
黄昏
(
たそが
)
れるにつれて
鴎
(
かもめ
)
の羽の色が
際立
(
きはだ
)
つて白く見える。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
際立(きはだ)の例文をもっと
(17作品)
見る
きわだち
(逆引き)
色白の首筋に紺の腹がけ、さりとは見なれぬ
扮粧
(
いでたち
)
とおもふに、しごいて締めし帯の
水浅黄
(
みづあさぎ
)
も、見よや
縮緬
(
ちりめん
)
の
上染
(
じようぞめ
)
、
襟
(
ゑり
)
の印のあがりも
際立
(
きわだち
)
て、うしろ鉢巻きに
山車
(
だし
)
の花一
枝
(
し
)
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
際立(きわだち)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
はきだ
(逆引き)
落
(
お
)
ち
掛
(
か
)
けた
日
(
ひ
)
が
少時
(
しばし
)
竹藪
(
たけやぶ
)
を
透
(
とほ
)
して
濕
(
しめ
)
つた
土
(
つち
)
に
射
(
さ
)
し
掛
(
か
)
けて、それから
井戸
(
ゐど
)
を
圍
(
かこ
)
んだ
井桁
(
ゐげた
)
に
蒞
(
のぞ
)
んで
陰氣
(
いんき
)
に
茂
(
しげ
)
つた
山梔子
(
くちなし
)
の
花
(
はな
)
を
際立
(
はきだ
)
つて
白
(
しろ
)
くした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
際立(はきだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“際”で始まる語句
際
際限
際涯
際物
際物屋
際会
際疾
際中
際敏
際無
検索の候補
水際立
立際
木立際
“際立”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
夏目漱石
上司小剣
与謝野寛
三上於菟吉
高浜虚子
島崎藤村
二葉亭四迷
佐々木邦
永井荷風