“帆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
87.3%
ぱん9.1%
1.8%
セイル1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“帆”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)23.1%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学(児童)15.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
海水浴場案内のビラが、いまは寒気にビラビラしていて、駅の前を行く女達の薄着のすそのようにふくれ上っていた。
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
一挺の櫓と一枚か二枚ので、自由自在に三十六なだを突破しながら、「絶海遥かにめぐる赤間関」と来る。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
——そして翌朝にはもう甲ノ尾から差廻しの一船に乗りこみ、解任の簿名ぼめいと頭かずの点検をうけた後、本土へ向ってその一ぱんかえり去った。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今は秋陰あんとして、空に異形いぎょうの雲満ち、海はわが坐す岩の下まで満々とたたえて、そのすごきまでくろおもてを点破する一ぱんの影だに見えず。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
遠浅にかれひつる子のむしろを春かぜ吹きぬ上総かづさより来て
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「此処で昨晩の加害者も、セイルや舵の位置を固定して、白鮫号を放流したのだよ。見給え。ほら、やっぱり擦り消された足跡が、ずっと続いて着いている」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
そして、岸伝いに白鮫号を引張って入江の口までやって来ると、セイルと舵を固定して、船を左廻りに沖へ向けて放流します。それから早川は元の場所に戻って、荷物を引きずって草地へ這入ります。草地の奥の小さな池の岸にアセチリン・ランプを置き、池の中へ桁網に詰めたマベ貝を浸すと、犯人はそのまま陸伝いにこっそり深谷邸へ帰ります。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)