“帆布”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほぬの45.5%
はんぷ31.8%
4.5%
ほぎれ4.5%
カンヴアス4.5%
キャンバス4.5%
セイル4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“帆布”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 地理・地誌・紀行(児童)100.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]3.4%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
周馬が、虚空から切って落した帆布ほぬのは、その下にいた弦之丞とお十夜の上へ、バラ——ッと、すごい唸りをあげて落ちてきた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
またその上を、防水の油をぬってある、帆布ほぬのでつつみ、しっかりと索でしばって海に投げこむと、うまいぐあいに岩にとどいて、米はぬれなかった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
帆布はんぷがまるめておいてありましたが、その中から、とつぜん、なつかしい妹ミドリのこえがしたものですから、高一は、
電気鳩 (新字新仮名) / 海野十三(著)
尾の道の町はずれに吉和よしわと云う村があった。帆布はんぷ工場もあって、女工や、漁師の女達がたくさんいた。父はよくそこへ出掛けて行った。
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
其船の船頭は目腐めくされの中年の男で、今一人の若い方の船頭は頻りに荷物を運んで居た。髪を束ねたかみさんはとまやら帆布やらをせつせと片付けて居た。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)
もちろん帆布ほぎれもない。板片いたぎれもない。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
薄ツぺらの船板は、へなへなしなつて、コルクみたいに柔らかく、水をいなすから、板と言つても、帆布カンヴアス一枚で、漂流するやうな気もされる、一人の船頭は艫に立つて、櫓を操り、一人は舳先に立つて、水先案内の役を務める、外に船頭が二人で、両舷の櫂を
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
その間に来島は本船に上って、帆布キャンバスで塞いだ穴の内側から、本式にピッタリと板を打付けた。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その上からモウ二枚帆布キャンバスを当てがって、周囲まわりをピッシリ釘付けにして、その上からモウ一つ、流れていたオールを三本並べながら、鎹釘かすがいで頑丈にタタキ付けてしまった。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
キャプテン深谷氏のヨット、白鮫号は、まだ檣柱マスト帆布セイルも取りつけたままで、船小屋の横の黒い岩の上に横たえてあった。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)