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『風琴と魚の町』
ふりがな文庫
『
風琴と魚の町
(
ふうきんとさかなのまち
)
』
1父は風琴を鳴らすことが上手であった。 音楽に対する私の記憶は、この父の風琴から始まる。 私達は長い間、汽車に揺られて退屈していた、母は、私がバナナを食んでいる傍で経文を誦しながら、泪していた。「あなたに身を託したばかりに、私はこの様に苦労 …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1931(昭和6)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約46分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
尾
(
び
)
下
(
さが
)
恥
(
はずか
)
埋
(
うま
)
曲
(
かが
)
小便
(
こよう
)
盛
(
も
)
畳
(
じょう
)
甕
(
がめ
)
狭隘
(
せま
)
籠
(
かご
)
沈黙
(
だま
)
凄
(
すさ
)
気
(
げ
)
初蛙
(
はつがえる
)
母
(
か
)
詰
(
つ
)
咽
(
のど
)
鍵
(
キイ
)
軒
(
げん
)
塵芥
(
じんかい
)
達
(
たち
)
鼻汁
(
はなじる
)
盗
(
ぬす
)
皮剥
(
かわは
)
皆
(
みな
)
畳
(
たたみ
)
甘美
(
うま
)
禿
(
はげ
)
淡
(
あわ
)
縁
(
えん
)
汚
(
よご
)
汀
(
なぎさ
)
歳
(
さい
)
様
(
よう
)
臭
(
くさ
)
朱
(
あか
)
早
(
は
)
揺
(
ゆす
)
抱
(
だ
)
扉
(
とびら
)
弾
(
はじ
)
読本
(
とくほん
)
庇
(
ひさし
)
誰
(
だれ
)
帆布
(
はんぷ
)
買
(
こ
)
尾
(
お
)
寝
(
ね
)
嫁
(
よめ
)
娘
(
むすめ
)
塩
(
しょ
)
塗
(
ぬ
)
鰓
(
あぎと
)
嗽
(
すす
)
霞
(
かす
)
食
(
は
)
馬穴
(
バケツ
)
呆
(
ぼ
)
綺麗
(
きれい
)
青笹
(
あおざさ
)
臭
(
にお
)
鞄
(
かばん
)
頃
(
ころ
)
自慢
(
じまん
)
膏薬
(
こうやく
)
腰
(
こし
)
腫物
(
はれもの
)
腥
(
なまぐさ
)
腕
(
うで
)
腐
(
くさ
)
背丈
(
せたけ
)
風体
(
ふうてい
)
肩
(
かた
)
股間
(
こかん
)
股
(
また
)
肌
(
はだ
)
肋骨
(
ろっこつ
)
馬鹿
(
ばか
)
聴
(
き
)
聯想
(
れんそう
)
馴
(
な
)
翌
(
あく
)
駄目
(
だめ
)
繻子
(
しゅす
)
縫
(
ぬ
)
駆
(
か
)
縞
(
しま
)
縄渡
(
なわわた
)
駈
(
か
)
目蓋
(
まぶた
)
砂粒
(
すなつぶ
)
石榴
(
ざくろ
)
瞼
(
まぶた
)
鯛
(
たい
)
眼
(
め
)
眠
(
ねむ
)
真中
(
まんなか
)
鯨帯
(
くじらおび
)
鼠
(
ねずみ
)