“鯛”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
たい84.1%
たひ9.8%
だい3.7%
たえ1.2%
てえ1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鯛”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 戯曲1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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その他、鮨の材料を採ったあとのかつお中落なかおちだの、あわびはらわただの、たいの白子だのをたくみに調理したものが、ときどき常連にだけ突出された。
〔出典〕(新字新仮名)/岡本かの子(著)
それはたいとかすずきとか鰡とかいうような魚を三枚に卸して薄塩を当てておいて沸立にたっている湯へ西洋酢を落してその中で魚を湯煮ゆでます。
〔出典〕食道楽:秋の巻(新字新仮名)/村井弦斎(著)
たひ味噌汁みそしる人參にんじん、じやが、青豆あをまめとりわんたひ差味さしみ胡瓜きうり烏賊いかのもの。とり蒸燒むしやき松蕈まつたけたひ土瓶蒸どびんむしかうのもの。青菜あをな鹽漬しほづけ菓子くわしいちご
〔出典〕城崎を憶ふ(旧字旧仮名)/泉鏡花(著)
すべて女といふものは亭主のお膳を拵へるにも、たひが高かつたら鰯で、鰯が高かつたら胡瓜きうりで済ます事が出来るし
〔出典〕茶話:05 大正八(一九一九)年(新字旧仮名)/薄田泣菫(著)
やがて、近々ちかぢかのまに、そのすね者を秀吉の膝に上げて、三河だいのさかなに赤飯を食わして見しょうぞ。
〔出典〕新書太閤記:11 第十一分冊(新字新仮名)/吉川英治(著)
おおいの布を払って披露された品々は、その一端をあげても――お小袖こそで之料二百余反、播州ばんしゅう杉原紙二百そく鞍置物くらおきものぴき明石あかしだい千籠、蛛蛸くもだこ三千連、御太刀幾振、野里鋳物のざといもの種々くさぐさなどと――その数も品目の多いことも、まったく言語に絶している。
〔出典〕新書太閤記:06 第六分冊(新字新仮名)/吉川英治(著)
婆「たえ鶏卵たまごつゆがあるがね」
〔出典〕名人長二(新字新仮名)/三遊亭円朝(著)
「田舎ものめ、河野の邸へ鞍替くらがえしろ、朝飯にぎゅうはあっても、てえの目を食った犬は昔から江戸にゃ無えんだ。」
〔出典〕婦系図(新字新仮名)/泉鏡花(著)