“鰯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわし99.1%
0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまにも——いわしこう——酒井家さかゐけ裏門うらもんあたりで——眞夜中まよなかには——いわしこう——と三聲みこゑんで
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いわしのしっぽが失くなったといっては、喧嘩。乾しておいた破れ襦袢じゅばんを、いつのまにか着こんでいたというので、山の神同士の大論判。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
朝野はまたしても私のことを「たいに食い飽きていわしを食おうとしている男」と言った。そうしつこく言うと、私はほんとにそうなるぞ。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
また、「いわしの頭も信心から」のことわざのごとく、人の方より信仰をもって迎うれば、マジナイにも多少の効験をあらわすことがある。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
どこのいわしの頭か知れない男の告白よりは、ぱっとしないが、とにかく新進の小説家、太宰さんの、ざんげ話として広告したいところです。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
一盃いつぺいやり始めたのよ、すると誰かが外で、其處いらにはめづらしい新らしいを、見つけたといつて買つて來たのよ、買つてくる奴も奴ぢやねえか、一盃機嫌だから、御本堂も何もあるものか
佃のわたし (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)