“黒鯛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろだい71.4%
かいず14.3%
ちんのいを7.1%
くろだひ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肝油その他の臓器製薬の効能が医者によって認められるより何百年も前から日本人はかつおの肝を食い黒鯛くろだいきもを飲んでいたのである。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「ところがお侍様、お祭中はいきの好い魚が仕入れてございます。かれいの煮付、こちならば洗いにでも出来まする。そのほか海鰻あなごの蒲焼に黒鯛かいずの塩焼、えび鬼殻焼おにがらやき
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
こち黒鯛くろだひのぴち/\はねる、夜店よみせつ、……魚市うをいちところは?」「あの、した黒江町くろえちやう……」と同伴つれゆびさしをする、そのが、した往來わうらいおよがせて、すつとひらいて
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)