“出水”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
でみず62.0%
でみづ20.0%
しゅっすい10.0%
しゆつすゐ4.0%
いづみ2.0%
みず2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“出水”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
紙入かみいれたゞ一つふところに入れて廊下にさふらふに、此処ここ出水でみずのさまに水きかひ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
まる二日二晩、ぶっ通しに行軍しつづけた軍馬は、途中、強雨や出水でみずにも会い、泥のように疲れて、姫路城の内外にあふれた。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「六日。快庵、宗達、伯元と出水でみづ中山津守つもり宅訪ふ。内室、子息豊後介に対面。」中山氏の事は未だ考へない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
御承知でせうが奥山の出水でみづは馬鹿にはやいものでして、もう境内にさへ水が見え出して参りました。
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「また出水しゅっすいするだろう、それで、床板ゆかいたをぬらすし、病気びょうきるし、作物さくもつにはよくないだろう。」
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、もし大雨おおあめって、出水しゅっすいをしたら、かれらは、こそぎに、さらわれてしまう運命うんめいにありました。
谷間のしじゅうから (新字新仮名) / 小川未明(著)
本所ほんじよも同じやうに所々しよ/\出水しゆつすゐしたさうで、蘿月らげつはおとよの住む今戸いまど近辺きんぺんはどうであつたかと
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
先年出水しゆつすゐの時、城代松平伊豆守殿へ町奉行が出兵を願つたが、大切の御城警固おんしろけいごの者を貸すことは相成らぬとおつしやつたやうに聞いてをります。一応御一しよにことわつて見ようぢやありませんか。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
但し「古今相撲物語」には、達ヶ関時代に大阪の出水いづみ川が苦手であつて、二回許り負けたことゝ、谷風となつてから此の苦手の出水川にも負けずに何時も勝利を得たことが書いてある。
初代谷風梶之助 (新字旧仮名) / 三木貞一(著)
でも今年はいいのが大変少いんですって。去年の出水みずで流されてしまったのよ。あれだけ集めるにも余程骨が折れたって金魚屋は云っていたわ。
掠奪せられたる男 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)