“幟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のぼり94.7%
はた3.0%
のぼ1.5%
0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“幟”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.4%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼はしばらく硝子ガラス戸越しに、外ではためいているのぼりを見詰めていたが、やがて返した眼が配役の一部に触れると、
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
白い駅が見え出しました。黄色いのぼりを立て並べたやうにポプラの木がスク/\と立つてゐます。陽がキンキラと照つてゐます。
文化村を襲つた子ども (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
手々てんでに白張提灯を持ったり、紙のはたを握ったり、炬火たいまつをとったりした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ひどい寄席で、薄汚れたはたが一本、潮風に吹かれて鳴っていた。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
都内を歩き廻って見ても鯉のぼりなぞ少なくなった。我々子供時分は三間、五間という長さの鯉幟りと吹き流しを自慢で屋根へ上げた。真鯉という黒い鯉の下へ緋鯉を追掛け鯉として必ず上げた。
昔の言葉と悪口 (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)
主人の子供の節句に飾る、のぼり絵を頼みに来たのである。
北斎と幽霊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
翌日、李陵りりょう韓延年かんえんねんすみやかにくだれと疾呼しっこしつつ、胡軍の最精鋭は、黄白のを目ざして襲いかかった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
漢軍の中心をなすものは、将軍および成安侯韓延年の率いる各八百人だが、それぞれ黄と白とのをもって印としているゆえ、明日胡騎こきの精鋭をしてそこに攻撃を集中せしめてこれを破ったなら、他は容易に潰滅かいめつするであろう、云々うんぬん
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)