李陵りりょう
漢の武帝の天漢二年秋九月、騎都尉・李陵は歩卒五千を率い、辺塞遮虜鄣を発して北へ向かった。阿爾泰山脈の東南端が戈壁沙漠に没せんとする辺の磽确たる丘陵地帯を縫って北行すること三十日。朔風は戎衣を吹いて寒く …
作品に特徴的な語句
女々めめ 眷属けんぞく にれ 詰問きつもん 突兀とっこつ 麾下きか 遮二無二しゃにむに 畢生ひっせい 従弟いとこ 喊声かんせい 震駭しんがい 根柢こんてい 請合うけあ 十重二十重とえはたえ 凄惨せいさん 有耶無耶うやむや 山麓さんろく 慷慨こうがい 煩瑣はんさ 屍体したい 小舎ごや 旺盛おうせい 醗酵はっこう ほこ 湮滅いんめつ 発作ほっさ 看做みな ほこ 風貌ふうぼう 歪曲わいきょく 間髪かんはつ てん 孜々しし 疾駆しっく しん 誹謗ひぼう 森閑しんかん 惻々そくそく 漠々ばくばく やく ぼく 讃美さんび れき 昏倒こんとう 完膚かんぷ 鬱積うっせき 有様ありさま はやぶさ 推敲すいこう 寡婦かふ 捕虜ほりょ 悶々もんもん 光芒こうぼう 後詰ごづ 排斥はいせき かわら 骨髄こつずい 罵詈ばり 一鞭ひとむち 剽悍ひょうかん 鼾声かんせい 逆鱗げきりん 難渋なんじゅう 一揖いちゆう 富貴ふうき 歩哨ほしょう 闊達かったつ まつりごと あつもの 爾後じご 孔子こうし 宦官かんがん 斥候せっこう 渓間たにま 脱殻ぬけがら 羚羊かもしか 手強てごわ 絨氈じゅうせん 野鼠のねずみ 駿馬しゅんめ あなぐら 焼鏝やきごて ふせ 鋭鋒えいほう しん 禽獣きんじゅう よみ 死屍しし 見事みごと 阿諛あゆ ろう 骨骼こっかく 笑止しょうし 臨終りんじゅう 不甲斐ふがい いつ 侍者じしゃ