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『李陵』
ふりがな文庫
『
李陵
(
りりょう
)
』
漢の武帝の天漢二年秋九月、騎都尉・李陵は歩卒五千を率い、辺塞遮虜鄣を発して北へ向かった。阿爾泰山脈の東南端が戈壁沙漠に没せんとする辺の磽确たる丘陵地帯を縫って北行すること三十日。朔風は戎衣を吹いて寒く、いかにも万里孤軍来たるの感が深い。漠北 …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間8分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
しょう
)
飲
(
みず
)
若
(
なんじ
)
亡
(
に
)
為
(
つく
)
耄
(
ふ
)
下
(
おろ
)
表
(
うわ
)
与
(
あず
)
泣
(
なみだ
)
怯
(
おそ
)
丈夫
(
じょうふ
)
隙
(
げき
)
過
(
よぎ
)
射
(
しゃ
)
保
(
やす
)
崩
(
ほう
)
側
(
かたわら
)
黥
(
けい
)
是
(
ここ
)
劃
(
くぎ
)
更
(
か
)
止
(
とど
)
決
(
きま
)
喰
(
は
)
道家
(
どうか
)
恃
(
じ
)
灯
(
とも
)
徒
(
と
)
蓋
(
おお
)
幟
(
し
)
絨氈
(
じゅうせん
)
肯
(
がえ
)
縛
(
ばく
)
己
(
おのれ
)
易
(
えき
)
斬死
(
ざんし
)
是
(
ぜ
)
斬
(
ざん
)
創
(
つく
)
朝
(
ちょう
)
撼
(
ゆる
)
極
(
きわ
)
檉柳
(
かわやなぎ
)
我
(
が
)
法
(
ほう
)
惨
(
さん
)
出
(
い
)
湧出
(
わきで
)
厳
(
きび
)
熾
(
おこ
)
後詰
(
ごづ
)
叱
(
しっ
)
庭
(
てい
)
相
(
あい
)
空
(
むな
)
名
(
めい
)
帰
(
き
)
脅
(
おびや
)
臨終
(
りんじゅう
)
黙
(
もく
)
虜
(
ろ
)
虞
(
ぐ
)
黄雲
(
こううん
)
見
(
けん
)
堕
(
だ
)
主
(
おも
)
墨
(
ぼく
)
咽喉
(
いんこう
)
宮
(
きゅう
)
令
(
りょう
)
外
(
はず
)
嫁
(
か
)
予
(
よ
)
太初
(
たいしょ
)
陥
(
おとしい
)
闋
(
けつ
)
天幕
(
てんまく
)
坐
(
ざ
)
堕
(
おと
)
堪
(
た
)
壮
(
さか
)
故人
(
とも
)
捕虜
(
ほりょ
)
拙
(
まず
)
寡婦
(
かふ
)
漢
(
かん
)
底
(
てい
)
度
(
たび
)
峡
(
かい
)
小舎
(
ごや
)
循
(
したが
)
封
(
ほう
)
嫌
(
いや
)
奈何
(
いか
)
如何
(
いかん
)
威
(
い
)
憶
(
おぼ
)
字
(
あざな
)
念
(
おも
)