“虜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりこ93.3%
いけど2.7%
ろ1.3%
とリこ1.3%
りよ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クリストフはユーディットの利己心を、その冷血を、その凡庸な性格を、見て取った。彼はすっかり虜(とりこ)になってしまう隙(ひま)がなかった。
また『西域記』十二に古(いにし)え瞿薩旦那(くさたな)国王数十万衆を整えて東国の師百万を拒(ふせ)ぎ敗軍し、王は虜(いけど)られ将士鏖(みなごろし)にさる、その地数十頃(けい)血に染みて赤黒く絶えて蘗草(くさ)なしと見ゆ、南インド
思うに、彼が死せずして虜(ろ)に降(くだ)ったというのも、ひそかにかの地にあって何事か漢に報いんと期してのことではあるまいか。……
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
イングランドがインドの太守を虜(とリこ)にしてから、己たちみんなを無事にマラバーから乗せて戻ったカサンドラ号だってそうだったし、赤い血を見て暴れ狂って手当り次第の船をやっつけ
此(これ)を以(もつ)て相持(あひぢ)する、此(こ)れ説(ぜい)の成(な)る也(なり)。伊尹(いゐん)は(九七)庖(はう)と爲(な)り、百里奚(りけい)は(九八)虜(りよ)と爲(な)る、(九九)皆(みな)由(よ)つて其上(そのかみ)に干(もと)めし所(ところ)也(なり)。