“皆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みんな41.3%
みな32.1%
みん14.9%
10.4%
かい0.5%
みンな0.3%
みン0.2%
きれ0.2%
みいな0.2%
ミンナ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という鄭重ていちょうな辞令に接した。しまったと思ったが、もう追っ着かない。親しい同僚はみんな同情して、その代表者が見舞いに来てくれた。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
さればそれより以前には、浅草から吉原へ行く道は馬道のほかは、みな田間でんかんの畦道であつた事が、地図を見るに及ばずして推察せられる。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
『ナニ、そんなことつても駄目だめだ』とねこひました、『自分達じぶんたちだつてみんうしてたつて狂人きちがひなんだ。わたし狂人きちがひ。おまへ狂人きちがひ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
その頃柳橋やなぎばしに芸者が七人ありまする中で、重立おもだった者が四人、葮町よしちょうの方では二人、あとの八人はい芸者では無かったと申します。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その全力を尽して働くもので all or nothing(かいしからずんば)の法則が厳然として行われつゝあるのだ。
恋愛曲線 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
このながれにいてけば、梯子段はしごだんころがりちる氣遣きづかひもなし!うちみンながどのくらゐわたし大膽だいたんだとおもふでせう!さうだ、斯麽こんなことなんにもはなすまい
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
最初さいしよドードてうは、いついて競爭レース進路コースさだめました、(「かたち正確せいかくでなくてもかまはない」とドードてうひました)それから其處そこた一たいのものがみン
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
一體きれの長い、パツチリした眼で、表情へうじやうにもむでゐた。雖然智識ちしきのある者と智識のない者とは眼で區別することが出來る。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
みいな自腹ア切ッて編んであげたのに、なアん沙汰さたなしであの不器量な意地いじわるの威張った浪子はんをお嫁にもらったり、ほんまにひどい人だわ、ひどいわひどいわひどいわひどいわ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
すかんぽをミンナくはへて草摘めり
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)