“皆朱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいしゆ80.0%
かいしゅ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後のふすまがさつと開いて、四十五六の武家が一人、たすきを十文字に綾取あやどり、六尺柄しやくえ皆朱かいしゆの手槍をピタリと付けて、ズイと平次の方に寄ります。
皆朱かいしゆぬのをひきかつぐ。
緑の種子 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
高蔵人は身拵みごしらえ凛々りりしく、両刀を挟んだ上に、六尺柄皆朱かいしゅの手槍をひっさげて、相生総左衛門の屋敷に忍び込みました。