“意地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いじ51.0%
いぢ44.9%
いち2.0%
えじ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて燻製には意地いじのはったる博士は、卓子テーブルの上に載っている残りのノクトミカ・レラティビアの肉を一片又一片と口の中にほうり込む。
世間ではあなたを善良な婦人だと思ふでせう。だけどあなたは本當は意地いぢの惡い無情な人です。あなたこそ人をだましてゐらつしやるのです。
むつつりしたこはいかほつきでへん意地いちにかかつた仕合しあひになつてしまふ。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
節穴が有ったから覗くと、意地えじの悪い穴よ、はすに上の方へ向いて、戸に大きな釘が出ていて頬辺ほゝぺた掻裂かぎざきイした
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)