“仕合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しあわせ31.0%
しあわ26.5%
しあはせ15.0%
しあは11.5%
しあい4.4%
しやわ2.7%
しあ2.7%
しやわせ1.8%
しあひ0.9%
マッチ0.9%
しやあ0.9%
シヤワセ0.9%
マツチ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これほど世の中は穏かになって来たのです。倫理観の程度が低くなって来たのです。だんだん住みやすい世の中になって御互に仕合でしょう。
文芸と道徳 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そんな立派な人が、こうした美しい物語を書きのこしてくれたことは、少年少女にとって、非常な仕合せといわなければなりません。
だが飛びのいて初めてわかるまでは、そんなに遠くの方まで逐ひやられようとは思つてゐなかつたのだつた。結局これは仕合だつた。
るに昨年十一二十一に、今年十一金解禁決行することに決定發表たことは我國經濟非常仕合せである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
一度、仕合谷の南を限る山の鼻を踰える際、崖を下ってを辿れば三時間も近廻りとなるというので、私は下ろうではないかと長次郎に勧めて見た。
黒部川を遡る (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
文「お前さん方は仕合せだ、此の方がねえ金を出して下さると云うから命の親と思うが宜しい、こんな目出たい事はない」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「わりも、独り身で寂しかじゃろな。魂のなかけだもんでさえ、夫婦仕合わせに飯をたべているからな」
南方郵信 (新字新仮名) / 中村地平(著)
突当りの芥溜わきに尺二朽ちて、雨戸はいつも不用心のたてつけ、さすがに一方口にはあらで山の手の仕合は三尺ばかりの椽の先に草ぼうぼうの空地面、それがを少し囲つて青紫蘇
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
また時とすると、よりも口の仕合になつてしまふ。し、ここにも先生の風れて、そのりたるや重厚じがある。そして、一には纎細妙巧きを見る。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
また新橋組と工部と仕合いたることもありしか。その後青山英和学校も仕合出掛けたることありしかど年代は忘れたり。
ベースボール (新字新仮名) / 正岡子規(著)
先方で世話をしようと云う、お前さんも弟様仕合せで、此の上もねえ結構な事、お前さんの為を思っては相談に来たんだが、早速お話になるよう善は急げだがうでげしょう
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
旧来の通称の儘のは、茶珍徳珍鈍宝道木綿帽子仕合午造宝楽鍋釜などいふ、思案に能はぬのもある。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『近時第一高等学校と在横浜米人との間に仕合ありしより以来ベースボールといふ語は端なく世人の耳に入りたり』云々ともある。
子規と野球 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)