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『南方郵信』
ふりがな文庫
『
南方郵信
(
なんぽうゆうしん
)
』
九州山脈に源を発したO川は、黄濁した体で日向の国の平原をうねり、くねり、末は太平洋に注いでいる。三十六里もある長い川であるが、最後に黒潮と激突しようとする一線には、海岸線に沿った砂浜が、両方から腕のように延びてきて、中に深淵の入江を抱いてい …
著者
中村地平
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文學界 第五巻第四号」文藝春秋社、1938(昭和13)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約42分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
交
(
こ
)
呆
(
こ
)
同
(
お
)
外
(
は
)
父
(
とと
)
永
(
な
)
双
(
もろ
)
薄
(
う
)
仕合
(
しあ
)
夫婦
(
みょうと
)
傍
(
かたわ
)
滑
(
す
)
傷
(
そこな
)
煩
(
うる
)
牡
(
お
)
籠
(
かご
)
間
(
けん
)
喰
(
た
)
夕映
(
ゆうば
)
樹
(
こ
)
手拭
(
てぬぐ
)
主婦
(
かみ
)
乾
(
ほ
)
今尚
(
いまなお
)
位
(
くらい
)
狩人
(
かりうど
)
供
(
そな
)
倦
(
あ
)
牝
(
め
)
凡
(
すべ
)
頬
(
ほ
)
煙管
(
キセル
)
名残
(
なご
)
呆
(
ぼ
)
除
(
よ
)
善
(
い
)
絣
(
がすり
)
噛
(
かじ
)
涎
(
よだ
)
洩
(
もら
)
醜聞
(
しゅうぶん
)
殆
(
ほと
)
夫婦
(
めおと
)
運命
(
さだめ
)
姉
(
あね
)
追手
(
おいて
)
羅紗
(
ラシャ
)
小舎
(
ごや
)
賑
(
にぎや
)
平
(
たいら
)
庇
(
ひさし
)
言
(
ごと
)
往
(
ゆ
)
角力
(
ずもう
)
臭
(
くさ
)
息
(
やす
)
来
(
き
)
日向
(
ひゅうが
)
支
(
つか
)
詰襟
(
つめえり
)
目白
(
めじろ
)
眉
(
まゆ
)
眼
(
め
)
眼鏡
(
めがね
)
睡
(
ねむ
)
祠
(
ほこら
)
端坐
(
たんざ
)
竹藪
(
たけやぶ
)
筈
(
はず
)
筏
(
いかだ
)
粕
(
かす
)
紐
(
ひも
)
素志
(
そし
)
紫紺
(
しこん
)
絽
(
ろ
)
繰
(
く
)
罵
(
ののし
)
美々
(
びび
)
聳
(
そび
)
肥
(
ふと
)
肥料
(
こやし
)
脚
(
あし
)
脛
(
すね
)
脱
(
ぬ
)
膝
(
ひざ
)
艘
(
そう
)
艶
(
つや
)
若
(
も
)
茜
(
あかね
)
草履
(
ぞうり
)
荒寥
(
こうりょう
)
荒浪
(
あらなみ
)
莚
(
むしろ
)
露地
(
ろじ
)
雉
(
きじ
)
雌鶏
(
めんどり
)
霞
(
かすみ
)
隙間
(
すきま
)
頓狂
(
とんきょう
)
頓着
(
とんじゃく
)