“醜聞”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅうぶん38.5%
スキャンダル38.5%
スカンダアル15.4%
スカンダル7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“醜聞”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
歴史 > 日本史 > 日本史1.2%
哲学 > 東洋思想 > 日本思想0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「それは——どうかおこらずにください。それは戦地にいる河童たちには……我々の国では醜聞しゅうぶんですがね。」
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
村では眼ぼしい人、例えば村社の神主、収入役、それから長友先生などすべて、この不名誉な醜聞しゅうぶんの被疑者として、被害を受けねばならなかった。
南方郵信 (新字新仮名) / 中村地平(著)
ただ、これから、先のこと私の心配しているような醜聞スキャンダルが、世間に広がらないように貴女にも考えて頂きたいのよ。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
また、自分にしても、赤新聞が書き立てる醜聞スキャンダルを恐れなければならないような弱いところはすこしもなかった。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
のみならずついでを以て、そう云う名士たちの醜聞スカンダアルを面白そうに話してくれた。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
所がそこの二階座敷で、江戸の昔をしのばせるような遠三味線とおじゃみせんを聞きながら、しばらく浅酌せんしゃくの趣を楽んでいると、その中に開化の戯作者げさくしゃのような珍竹林ちんちくりん主人が、ふと興に乗って、折々軽妙な洒落しゃれを交えながら、あの楢山ならやま夫人の醜聞スカンダアルを面白く話して聞かせ始めました。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ジョン・リードの若いアメリカの眼は、この深さを理解し、民族のあらゆる天才と醜聞スカンダルの孵卵場をそこに認めたのではなかったろうか。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)