“しゅうぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醜聞62.5%
周文25.0%
秋分12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただに表向の縁組のみならず、古来士族中にて和姦わかん醜聞しゅうぶんありし者をたずぬるに、上下の士族おのおのその等類中に限り、各等の男女が互に通じたる者ははなはだまれなり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
いや、あたっていないこともない。芸術の領野りょうやには、国境はなく、よいところは、たれのよさを取ってもよいのじゃ。……もしそれが悪ければ、如雪じょせつ周文しゅうぶん雪舟せっしゅうも、みな剽窃漢ひょうせつかんということになる
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秋の彼岸の後に刈り取って、麻と同じように皮をぎ糸に引くので、木曾では秋分しゅうぶん前には山の神のたたりがあるからと謂って採りに行かなかった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)