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啻
ふりがな文庫
“啻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ただ
76.2%
たゞ
18.9%
た
4.2%
つと
0.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ
(逆引き)
何
(
なん
)
となれば娼婦型の女人は
啻
(
ただ
)
に交合を恐れざるのみならず、又実に
恬然
(
てんぜん
)
として個人的威厳を顧みざる天才を
具
(
そな
)
へざる
可
(
べか
)
らざればなり。
娼婦美と冒険
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
啻(ただ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たゞ
(逆引き)
果して然らば、
啻
(
たゞ
)
に国体を維持し、外夷の軽侮を絶つのみならず、天下之士、朝廷改過の
速
(
すみやか
)
なるに悦服し、斬奸の挙も亦
迹
(
あと
)
を絶たむ。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
啻(たゞ)の例文をもっと
(27作品)
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た
(逆引き)
仮装会は
啻
(
た
)
だ鹿鳴館の一夕だけでなくて、この欧化時代を通ずる全部が仮装会であった。結局失態百出よりは滑稽百出の喜劇に終った。
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
啻(た)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
つと
(逆引き)
啻
(
つと
)
に文筆のみならず、音楽にも亦深い趣味と諒解があって、誠に多芸多能の人であった。
徹底的な浜尾君
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
啻(つと)の例文をもっと
(1作品)
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啻
漢検1級
部首:⼝
12画
“啻”を含む語句
啻事
不啻毛嬙飛燕
鐘啻
“啻”のふりがなが多い著者
内田魯庵
福沢諭吉
二葉亭四迷
北村透谷
永井荷風
甲賀三郎
石川啄木
佐々木邦
森鴎外
正岡子規