“啻”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ただ74.4%
たゞ20.2%
4.7%
つと0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“啻”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 経済 > 人口・土地・資源100.0%
社会科学 > 経済 > 経済学・経済思想100.0%
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓31.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
かかる種類の本は、安永天明から天保の頃にかけて江戸には汗牛充棟もただならざる程あるが、京阪には比較的少いやうである。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
えん巫山ふざんの雨意よりも濃に、壮は易水の風色よりも烈なる鏡花世界を現出したるはただに一代の壮挙たるのみならず
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
たゞに然るのみならず、厳密に言へば、九月十日を期した会が果して期の如くに行れたと云ふことも、又柳湾が独り伝へてゐるのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
眞志屋の末裔ばつえいが二本に寄り、金澤に寄つたのは、たゞに同業のよしみがあつたのみではなかつたらしい。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
その始めは、共に至粋の宿れるなり、だ一は之を侠勇に形成し、一は之を艶美(所謂粋)に形成したるの別あるのみ。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
短かい飜訳であるがだ飜訳界の新生面を開いたばかりでなくて、新らしい文芸の路を照すの光輝ともなった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
つとに文筆のみならず、音楽にも亦深い趣味と諒解があって、誠に多芸多能の人であった。
徹底的な浜尾君 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)