“名残”のいろいろな読み方と例文
旧字:名殘
読み方(ふりがな)割合
なごり67.2%
なご32.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“名残”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
翌朝よくてうたもとわかつて、雪中せつちう山越やまごしにかゝるのを、名残なごりしく見送みおくると
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その名残なごりに奥の部屋の古びた油団ゆとん冷々ひやひやと見えて、突抜けの縁の柱には、男の薄暗い形があらわれる。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
多分これは、太閤秀吉が長浜の城主であった時代の遺物、その秀吉の城郭の一部をなした名残なごりの廃墟の一つでありましょう。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
名高い往昔むかしの船宿の名残なごりを看板だけにとどめている家の側を過ぎて砂揚場すなあげばのあるところへ出た。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)