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名残
ふりがな文庫
“名残”のいろいろな読み方と例文
旧字:
名殘
読み方
割合
なごり
67.5%
なご
32.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なごり
(逆引き)
「今日はいよいよお
暇
(
いとま
)
申さなければなりません、あまりお
名残
(
なごり
)
が惜しいと存じまして、お留守中に
一寸
(
ちょっと
)
ピアノを弾かして頂きました」
葬送行進曲
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
清吉も姪が可愛さに、若殿さまを二階に忍ばせて、十分に
名残
(
なごり
)
を惜しませた上で、二人を心中に出してやったんだろうと思われます。
半七捕物帳:53 新カチカチ山
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
名残(なごり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なご
(逆引き)
「その白砂糖をちょんびりと載せたところが、
主
(
しゅう
)
の子を育てた姥の乳の
滴
(
したた
)
りを
象
(
かたど
)
ったもので、名物の名物たる
名残
(
なご
)
りでござりまする」
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
すると、百姓は
名残
(
なご
)
り惜しそうに、箱をガタガタ両手でゆすぶってみたり、箱の裏側へなんということもなしに
廻
(
まわ
)
ってみたりする。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
名残(なご)の例文をもっと
(88作品)
見る
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
“名残”で始まる語句
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名残惜敷
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名残惜
御名残
名残惜敷
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紫式部
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泉鏡花