トップ
>
名殘
ふりがな文庫
“名殘”のいろいろな読み方と例文
新字:
名残
読み方
割合
なごり
85.0%
なご
15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なごり
(逆引き)
深閑
(
しんかん
)
として、
生物
(
いきもの
)
といへば
蟻
(
あり
)
一
疋
(
ぴき
)
見出せないやうなところにも、
何處
(
どこ
)
となく祭の
名殘
(
なごり
)
を
留
(
とゞ
)
めて、人の
香
(
か
)
が
漂
(
たゞよ
)
うてゐるやうであつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
伏拜
(
ふしをが
)
むこそ道理なれ又長兵衞夫婦は川崎宿まで送らんと同道なしけるに後藤も其志操の
厚
(
あつ
)
きを
感
(
かん
)
じ
何時迄
(
いつまで
)
も
名殘
(
なごり
)
は
盡
(
つき
)
ねども
又
(
また
)
跡々
(
あと/\
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
名殘(なごり)の例文をもっと
(17作品)
見る
なご
(逆引き)
出立の時には蕾の
脹
(
ふくら
)
みかけてゐた櫻が、すツかり若葉になつて、
花吹雪
(
はなふぶき
)
の
名殘
(
なご
)
りが少し見られるばかりであつた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
見
(
み
)
る/\
内
(
うち
)
に、
大陸
(
たいりく
)
の
影
(
かげ
)
も
名殘
(
なご
)
りなく、
眼界
(
がんかい
)
の
外
(
そと
)
に
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せてしまうと、
其内
(
そのうち
)
に
風
(
かぜ
)
はだん/\
烈
(
はげ
)
しくなつて
來
(
き
)
て、はては
印度洋
(
インドやう
)
で、
著名
(
なだい
)
の
颶風
(
タイフン
)
と
變
(
かは
)
つてしまつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
名殘(なご)の例文をもっと
(3作品)
見る
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
殘
部首:⽍
12画
“名殘”で始まる語句
名殘惜
検索の候補
名殘惜
御名殘
“名殘”のふりがなが多い著者
高山樗牛
上司小剣
押川春浪
樋口一葉
永井壮吉
作者不詳
蒲原有明
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
泉鏡太郎