“伏拜”のいろいろな読み方と例文
新字:伏拝
読み方割合
ふしをが33.3%
ふくはい33.3%
ふしおが33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伏拜ふしをがむこそ道理なれ又長兵衞夫婦は川崎宿まで送らんと同道なしけるに後藤も其志操のあつきをかん何時迄いつまで名殘なごりつきねどもまた跡々あと/\
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
モスクワ見物けんぶつだいちやくに、ミハイル、アウエリヤヌヰチは其友そのともづイウエルスカヤ小聖堂せうせいだうき、其處そこかれ熱心ねつしん伏拜ふくはいしてなみだながして祈祷きたうする、さうして立上たちあがり、ふか溜息ためいきしてふには。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
久八はやくもさとり得て又改めて申すやう其長庵とかにかたられし五十兩の金子きんすあな其外是迄これまでつかはれし金の仕埋しうめは私しが御引受ひきうけ申ます必ず/\御心配遊しんぱいあそばされなと何事も忠義ちうぎおもてあらはれたる久八が意見に千太郎は伏拜ふしおがかへす/″\もかたじけなし此恩必ず忘却わすれはせじと主從しうじう兩人ふたり寄擧よりこぞしばし涙にしづみけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)