“忘却”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぼうきゃく46.7%
ばうきやく40.0%
わす6.7%
わすれ6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“忘却”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学50.0%
文学 > 英米文学 > 詩14.3%
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
葉子は忘却ぼうきゃく廃址はいしの中から、生々なまなまとした少年の大理石像を掘りあてた人のようにおもしろがった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
そうだ、井神陽吉が男湯の中で感電して卒倒そっとうした事件は、今の今迄、恐らく皆の脳裡のうりから忘却ぼうきゃくされていたのであろう。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何處どこかでくわいつかつて、微醉機嫌ほろよひきげんまんちやんは、しからん、軍令ぐんれい忘却ばうきやくして、
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
飛火とぶひほのほ紅々あか/\炎上えんじやうのひかり忘却ばうきやく
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
人は往々にして、真の驚異や、真の感激や、真の美意識に遭遇ぶつかった時、時間とき空間ところとを忘却わすれるものであるが、この時の二人がまさにそれであった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「アほんにそうでしたッけ、さっぱり忘却わすれていました……エー母からもこの度は別段に手紙を差上げませんがよろしく申上げろと申ことで」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)