“わす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ワス
語句割合
93.1%
6.2%
0.3%
忘却0.3%
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れてゐることはないかとへて見るが、萬事手つてゐる。そこで金太郎は、二時間といふかな時間をもてあましてしまふ。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
彼は死にるまで、その父母をるるわざりしなり。否、死するに際して、第一彼れの念頭にりし者は、その父母にてありしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
元気は、そんな頓着なしで、自分のお宿も忘れたやうにと一つてきます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
人は往々にして、真の驚異や、真の感激や、真の美意識に遭遇った時、時間空間とを忘却れるものであるが、この時の二人がまさにそれであった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
今は我がために永くるべからざる夕となりぬ。我羅馬日記けば、けふの二月三日の四字に重圈を施したるを見る。