“わすれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ワスレ
語句割合
76.5%
忘却17.6%
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年頃としごろめで玉ひたる梅にさへ別れををしみたまひて「東風こちふかば匂ひをこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれぞ」此梅つくしへとびたる事は挙世よのひとの知る処なり。
水底みなそこふかの沈むごと忘却わすれふちに眠るべし。
しほさゐの伊良胡が崎のわすれ草なみのしぶきにぬれつゝぞさく
長塚節歌集:1 上 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)