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淵
ふりがな文庫
“淵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふち
95.6%
ぶち
1.3%
えん
1.0%
フチ
1.0%
わだ
0.7%
ユアン
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふち
(逆引き)
不幸で沈んだと名乗る
淵
(
ふち
)
はないけれども、孝心なと聞けば
懐
(
なつか
)
しい流れの花の、旅の
衣
(
ころも
)
の
俤
(
おもかげ
)
に立ったのが、しがらみかかる部屋の入口。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
淵(ふち)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぶち
(逆引き)
みんなは町の祭りのときのガスのようなにおいの、むっとするねむの河原を急いで抜けて、いつものさいかち
淵
(
ぶち
)
に着きました。
風の又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
淵(ぶち)の例文をもっと
(4作品)
見る
えん
(逆引き)
しかしこの
淵
(
えん
)
、
潤
(
じゅん
)
の二龍にも、
苦手
(
にがて
)
な者がないではない。それは城内の守備隊である。「そいつに出て来られたら……」と、いささか
怯
(
ひる
)
む
風
(
ふう
)
が見えなくもなかった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
淵(えん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
フチ
(逆引き)
流
(
ナガ
)
レ、
澱
(
ヨド
)
ミテ
淵
(
フチ
)
、
怒
(
イカ
)
リテハ
沸々
(
フツフツ
)
ノ
瀬
(
セ
)
、
懸
(
カカ
)
リテハ
滝
(
タキ
)
、
果
(
ハテ
)
ハ、ミナ
一
(
イツ
)
。
混
(
コン
)
トンノ
海
(
ウミ
)
デアル。
肉体
(
ニクタイ
)
ノ
死亡
(
シボウ
)
デアル。キミノ
仕事
(
シゴト
)
ノコルヤ、ワレノ
仕事
(
シゴト
)
ノコルヤ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
淵(フチ)の例文をもっと
(3作品)
見る
わだ
(逆引き)
亦
淵
(
わだ
)
の源と天の戸
閉塞
(
とぢふさが
)
りて天よりの雨
止
(
やみ
)
ぬ。
是
(
ここ
)
に於て水次第に地より退き百五十日を経てのち水減り、
方舟
(
はこぶね
)
は七月に至り其月の十七日にアララテの山に止りぬ。
可愛い山
(新字新仮名)
/
石川欣一
(著)
淵(わだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ユアン
(逆引き)
「分裂せる家」の
淵
(
ユアン
)
の自尊心ある中国のインテリゲンツィアとしての心理をバックは大変よく描いている。
中国に於ける二人のアメリカ婦人:アグネス・スメドレーとパァル・バック
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
淵(ユアン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“淵”の解説
淵(ふち)とは、河川の流水が緩やかで深みのある場所。川の深み、淀みという表現もある。対語は、水深が浅い急流部を示す瀬(せ)。渕は俗字とされる。
(出典:Wikipedia)
淵
漢検準1級
部首:⽔
12画
海・河川に関する言葉
鯨骨
高潮
逆流
逆川
蛇行
荒磯
航海
磯
白砂青松
灘
瀬
潮汐
潜水
漂流
渡河
渓流
渇水
清流
深海魚
深海
...
“淵”を含む語句
深淵
淵川
信淵
賀茂真淵
岩淵
曲淵
陶淵明
顔淵
淵辺
出淵
青淵
鰐淵寺
此淵
姥子淵
岩淵町
淵酔
遠淵
真淵
淵源
夏侯淵
...
“淵”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花
泉鏡太郎
国木田独歩
中里介山
樋口一葉
谷崎潤一郎
柳田国男
宮沢賢治
島崎藤村