“方舟”の読み方と例文
読み方割合
はこぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうして見られるもんですかね? あの家はノアの方舟はこぶねですからな」自席から耳を傾けていた事務官が、こう口をさしはさんだ。
いわゆる諾威ノア方舟はこぶねを造り、その族人および禽獣の属おのおの一ごうを乗せて洪水をさけしというがごときこれなり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
そこには私の幼いときからの手遊びの玩具が入っていて、ノアの方舟はこぶねの乗合のように大混雑を極めていた。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)