トップ
>
『桜林』
ふりがな文庫
『
桜林
(
さくらばやし
)
』
私は浅草の新吉原で生れた。生家は廓のはずれの俗に水道尻という処に在った。大門から仲の町を一直線に水道尻に抜けて検査場(吉原病院)につきあたると、左がわに弁財天を祀った池のある公園がある。土地の人は花園と呼んでいるが、その公園の際に私の家は在 …
著者
小山清
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界 第五巻第七号」文藝春秋新社、1951(昭和26)年7月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間42分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徒
(
かち
)
企
(
くわだて
)
画
(
かく
)
纏
(
まとい
)
態
(
なり
)
託
(
ことづ
)
温習
(
おんしゅう
)
冠
(
かむ
)
歿
(
ぼつ
)
癒
(
いや
)
透
(
とお
)
因
(
ちな
)
辺
(
あた
)
大根
(
おおね
)
寛
(
くつ
)
蔵
(
くら
)
溝
(
どぶ
)
鳶頭
(
とびがしら
)
渇
(
かつ
)
点
(
とも
)
介添
(
かいぞ
)
伴
(
とも
)
鬚
(
あごひげ
)
髯
(
ほおひげ
)
髭
(
くちひげ
)
兄
(
あに
)
汚
(
よご
)
馴染
(
なじ
)
刺青
(
いれずみ
)
顰
(
しか
)
午
(
うま
)
雁
(
がん
)
吉原
(
なか
)
破片
(
はへん
)
唆
(
そその
)
損料
(
そんりょう
)
損
(
そこな
)
迫
(
せ
)
囃子
(
ばやし
)
掌
(
て
)
躊躇
(
ためら
)
起臥
(
おきふし
)
扮装
(
ふんそう
)
角隠
(
つのかくし
)
蛇
(
じゃ
)
肇
(
はじめ
)
強飯
(
こわ
)
潰
(
つぶ
)
泥
(
どろ
)
灸
(
きゅう
)
点
(
つ
)
為人
(
ひととなり
)
煤
(
すす
)
犒
(
ねぎら
)
狸穴
(
まみあな
)
獅子
(
しし
)
瓢逸
(
ひょういつ
)
甘茶
(
あまちゃ
)
生揚
(
なまあげ
)
界隈
(
かいわい
)
疎
(
うと
)
癖
(
くせ
)
白粉
(
おしろい
)
皺
(
しわ
)
盃
(
さかずき
)
目
(
め
)
盲縞
(
めくらじま
)
睨
(
にら
)
知己
(
ちき
)
硝子
(
ガラス
)
祀
(
まつ
)
神楽
(
かぐら
)
祭
(
まつ
)
禁厭
(
まじない
)
稚
(
おさな
)
稚児
(
ちご
)
竦
(
すく
)
竹馬
(
ちくば
)
箔
(
はく
)
節廻
(
ふしまわ
)
籠
(
こも
)
結
(
ゆ
)
絡
(
から
)
絣
(
かすり
)
綻
(
ほころ
)
繃帯
(
ほうたい
)
繕
(
つくろ
)
纏
(
まと
)
罹
(
かか
)
耄碌
(
もうろく
)
聡明
(
そうめい
)
肝
(
きも
)
脇差
(
わきざし
)
腫
(
は
)
臍
(
へそ
)
頷
(
うなず
)
鞄
(
かばん
)
頒
(
わ
)
頭巾
(
ずきん
)
餡
(
あん
)