“知己”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちき38.8%
ちかづき30.6%
しりあい14.8%
しるべ11.5%
しりびと1.9%
しりあひ1.4%
なじみ0.5%
みより0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源吉の調べとせて、もう一度平次の頭で整理して見ましたが、下手人はお小夜の知己で、木戸を開けて狹い庭から通して貰つて
女の戸を、からりと出たのは、蝶吉で、仲之町からどこにか住替えようとして、しばらくこの近所にある知己口入宿に遊んでいた。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
主人の喜兵衛はそればかり心配して、親類や知己に頼んで、縁談の雨を降らせましたが、新助はそれに耳を傾けようともしません。
常陸に知己がある為是へ金才覚に参って見るに、先方は行方知れず、余儀なく、旅費を遣い果してより、実は食事も致しませんで
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
親戚もなければ知己もない。で、お父様の死んだ今は、民弥は文字通り一人ぼっちであった。その上生活は貧しかった。明日の食物さえないのである。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
自分の家に出入りしてゐる以上、会ふ機会、知己になる機会が、幾何でも得られると思ふと、彼女の小さい胸は、歓喜のために烈しく波立つて行くのだつた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
最初はご上人様の知己の多い、奈良へでもということでございましたが、意外に捕吏の追求が烈しいので、薩摩へということになったのでございます。
犬神娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)