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強飯
ふりがな文庫
“強飯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こわめし
68.9%
こわ
6.7%
こはめし
6.7%
おこは
4.4%
おこわ
4.4%
こはいひ
4.4%
こわいい
4.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こわめし
(逆引き)
この十四日には家々で
強飯
(
こわめし
)
を
蒸
(
ふか
)
し、
煮染
(
にしめ
)
なぞを祝って遊び暮す日であるという。午後の四時頃に成っても、まだ空は晴れなかった。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
強飯(こわめし)の例文をもっと
(31作品)
見る
こわ
(逆引き)
直ぐにお茶だのお菓子だのお
強飯
(
こわ
)
に口取りを添えた
溜塗
(
ためぬり
)
の高台だのが運ばれて
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
強飯(こわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
こはめし
(逆引き)
買
(
かは
)
しつたな煮付て晩飯の代りに喰ふかよと鶴的
莞爾
(
くわんじ
)
としイヤ喰て
仕舞
(
しまは
)
ぬ爲に買た今日馬を追て十八錢取つたが
彼所
(
あすこ
)
の
婆
(
ばゝ
)
の茶屋で
強飯
(
こはめし
)
を二盆やつたから跡が五錢ほきやない是を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
強飯(こはめし)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
おこは
(逆引き)
お
前
(
まへ
)
何
(
なに
)
を
云
(
い
)
ふんだ、おせきさんぢやないお
赤飯
(
せきはん
)
てえのだ。亭「お
赤飯
(
せきはん
)
てえのは
何
(
なん
)
だ。妻「
強飯
(
おこは
)
のことだよ。亭「ムー、お
赤飯
(
せきはん
)
てえのか、さうか。 ...
八百屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
強飯(おこは)の例文をもっと
(2作品)
見る
おこわ
(逆引き)
祭となれば、何様な家でも、
強飯
(
おこわ
)
を
蒸
(
ふか
)
す、
煮染
(
にしめ
)
をこさえる、
饂飩
(
うどん
)
をうつ、
甘酒
(
あまざけ
)
を作って、他村の親類縁者を招く。東京に縁づいた娘も、子を抱き亭主や縁者を連れて来る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
強飯(おこわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こはいひ
(逆引き)
これは、夜な/\正一位様の御使なる白狐が来て寝る処とかいふ事で、かの鰯の頭も信心柄の殊勝な連中が、時に豆腐の油揚や
干鯡
(
ほしにしん
)
、
乃至
(
ないし
)
は
強飯
(
こはいひ
)
の類の心籠めた
供物
(
くぶつ
)
を入れ置くところである。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
強飯(こはいひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こわいい
(逆引き)
大井の山荘も源氏にとっては愛人の家にすぎないのであるが、こんなふうにして泊まり込んでいる時もあるので、ちょっとした菓子、
強飯
(
こわいい
)
というふうな物くらいを食べることもあった。
源氏物語:19 薄雲
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
強飯(こわいい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“強飯”の意味
《名詞》
お椀に山盛りの御飯をむりやり食べさせようとする行事。
(出典:Wiktionary)
“強飯(おこわ)”の解説
おこわ(御強)とは、もち米を蒸した飯の事を言う。元々は強飯(こわめし/こわいい)をあらわす女房詞が一般化した語である。強飯とは、こわい(堅い)飯の意で、うるち米の飯に比べ、独特のもちもちとした食感と甘味がある。赤飯もおこわに含まれ、狭義では赤飯のことを指す。
(出典:Wikipedia)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“強”で始まる語句
強
強請
強情
強力
強靱
強盗
強者
強靭
強面
強談
検索の候補
白強飯
栗強飯
餅強飯
“強飯”のふりがなが多い著者
杉山萠円
三遊亭円朝
林不忘
徳冨蘆花
柳田国男
紫式部
島崎藤村
小山清
石川啄木
長塚節