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強靱
ふりがな文庫
“強靱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうじん
89.1%
きやうじん
10.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうじん
(逆引き)
平次の
強靱
(
きょうじん
)
な記憶力は、日本橋本銀町の浅田屋——江戸長者番付の小結どころに坐る
大店
(
おおだな
)
の騒動を忘れているはずもなかったのです。
銭形平次捕物控:119 白紙の恐怖
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかしその
強靱
(
きょうじん
)
な論理を示す文章の間に、突然魂の底から
迸
(
ほとばし
)
り出たかのような啓示的な句が現われて、全体の文章に光を投げる。
西田先生のことども
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
強靱(きょうじん)の例文をもっと
(41作品)
見る
きやうじん
(逆引き)
すべてが細々として、頼りないやうですが、何處かに
強靱
(
きやうじん
)
なところがあり、考へやうではスポーツ型とも言へるでせう。
銭形平次捕物控:321 橋場の人魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
毎日
(
まいにち
)
必
(
かなら
)
ず
汗
(
あせ
)
でぐつしりと
濕
(
しめ
)
るので、
其
(
そ
)
の
強靱
(
きやうじん
)
な
纎維
(
せんゐ
)
の
力
(
ちから
)
が
脆
(
もろ
)
く
成
(
な
)
つて、
秋
(
あき
)
の
冷
(
つめ
)
たい
季節
(
きせつ
)
までにはどうしても
中途
(
ちうと
)
で一
度
(
ど
)
は
換
(
か
)
へねばならぬと
勘次
(
かんじ
)
が
自慢
(
じまん
)
して
居
(
ゐ
)
る
紐
(
ひも
)
は
埃
(
ほこり
)
が
加
(
くは
)
はつて
汚
(
よご
)
れて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
強靱(きやうじん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“強靱”の意味
《名詞》
強靱(きょうじん)
しなやかで強く粘りがあること。
(出典:Wiktionary)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
靱
漢検準1級
部首:⾰
12画
“強”で始まる語句
強
強請
強情
強力
強飯
強盗
強者
強靭
強面
強談
“強靱”のふりがなが多い著者
高見順
本庄陸男
ヴィクトル・ユゴー
亀井勝一郎
下村千秋
小栗虫太郎
中島敦
島木健作
橘外男
小林多喜二