“自慢”の読み方と例文
読み方割合
じまん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あいつは自慢じまんしていたが、こんな大根だいこんがいくらするもんだ。まちへいってったって、れている。」と、地主じぬしはつぶやきました。
大根とダイヤモンドの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたくし頭髪かみたいへんに沢山たくさんで、日頃ひごろはは自慢じまんたねでございましたが、そのころはモーとこりなので、かげもなくもつれてました。
母は、私が大きい声で、すらすらと本を読む事が、自慢じまんででもあるのであろう。「ふん、そうかや」と、度々優しく返事をした。
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)