“驕傲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうごう75.0%
きょごう12.5%
けうがう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官自ら以て尊しとするか官の驕傲きょうごう憎むべし。民自ら以て卑しとするか民の意気地なき真に笑ふにへたり。同くこれ国家の糧食なり。
従軍紀事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
けれど、表面はあくまでも、互いに、相手の歓心かんしんを求め、どちらも謙譲けんじょうの礼を取って、敢えて、驕傲きょごうに出るふうなどは毛頭もない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
驕傲けうがうなるフエルララの朝廷よ。その名は今タツソオによりて僅に存ずるにあらずや。當時の王者の宮殿は今瓦石の一たいのみ、その詩人を拘禁せし牢舍ひとやは今巡拜者の靈場たりなどゝおもへり。