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歓心
ふりがな文庫
“歓心”の読み方と例文
読み方
割合
かんしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしん
(逆引き)
けれど、表面はあくまでも、互いに、相手の
歓心
(
かんしん
)
を求め、どちらも
謙譲
(
けんじょう
)
の礼を取って、敢えて、
驕傲
(
きょごう
)
に出るふうなどは毛頭もない。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勝平は、
先刻
(
さっき
)
から全力を尽くして、瑠璃子の
歓心
(
かんしん
)
を買おうとしていた。彼は、急に思い出したように
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
喜んでくれないまでもふくれ
面
(
つら
)
をすることだけはなかった。で、私はそれから一、二ヵ月はこの手段で祖母の
歓心
(
かんしん
)
を買っていた。だが、無論内心ではすこぶる不安であった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
歓心(かんしん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“歓心”の意味
《名詞》
喜び、嬉しいと思う心。
(出典:Wiktionary)
歓
常用漢字
中学
部首:⽋
15画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“歓”で始まる語句
歓
歓喜
歓楽
歓迎
歓呼
歓待
歓声
歓語
歓迎会
歓喜天
“歓心”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
吉川英治
菊池寛