“歓語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんご55.6%
さざめき22.2%
さざめごと11.1%
さゞめき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでにして杯は廻りしょく夜涼やりょうにさやぎ、人々はこの二日間に初めての歓語かんごとくつろぎの中に各〻酔いを覚えていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
歓語さざめき絶えぬ。——湯気ゆげ白う
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
うまし接吻くちつけ……歓語さざめごと……
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
命かけての愛だの信実だのと云つた蜜のやうないつかの抱擁も千言万句の誓ひも歓語さゞめきも、但しは狂ひに狂つた欲念のほむら
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)