“焔”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほのお75.6%
ほのほ16.8%
ほむら3.3%
3.0%
えん0.3%
はのほ0.3%
0.3%
もや0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“焔”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その後今一度彼らの艶容を窺わんと、夜々脚を林中に運べど、処女も浴場も再び現われず、あてもない恋のほのおに焦れ死んだ。
詰まり突入したその傷口から、太陽が炎々のほのおを吐くのであろう、その輝きの強い事は、もう見ていることが出来ぬほどだ。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)
つるのあるすゝけた鐵瓶てつびん自在鍵じざいかぎからひくれてほのほしりおさへた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
代助は無言の儘、三千代と抱き合つて、此ほのほの風に早く己れをつくすのを、此うへもない本望とした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
火と燃え上がらんばかりに男のからだからは desire のほむらがぐんぐん葉子の血脈にまで広がって行った。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
丈八郎は、憎悪そのものの眸を、している姉へも投げた。が、すぐそれが、一角の眼を見ると、よけいに、ほむらとなって、
無宿人国記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おのおのが、その身辺の地上でえているベトベトした油のかたまりのようなものに蒲団やら、土やらをかぶせて退治して、また一休み。
薄明 (新字新仮名) / 太宰治(著)
非常に冷たきものにふれた時熱き感触を味わうように、探偵小説の運ぶものは冷たい熱情、ゆる冷厳であるであろう。
山の神連が白昼居酒屋へ集まって、一杯やりながら亭主をこきおろして怪気えんをあげているのは、珍らしい図ではない——その居酒屋会議の噂の一つくらいには
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
平次の舌ははのほのやうに燃えます。
やがてのこと、青白い耀ひかりに照らし出された井戸の底に、水はなくてもが燃え、人の形のかすかに動いているのが、八丁堀三人の視線を捉えた。
冒険譚ばうけんだんおこなはれし十八世紀せいきには航海かうかい好奇心かうきしんもやし、京伝きやうでん洒落本しやれぼん流行りうかうせしとき勘当帳かんだうちやう紙数しすう増加ぞうかせしとかや。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)