“増加”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞうか75.0%
12.5%
まし12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるも我國わがくに財源ざいげんにはかぎりあり、兵船へいせん増加ぞうかにも限度げんどあり、くにおもふの日夜にちや此事このこと憂慮ゆうりよし、えず此點このてんむかつてさくこうじてる。
この刈跡が漸次峡底に増加えて行くといやはてには人目も草も枯れはてる寂しい冬が来るのである。それにしても自然の推移の早いに驚かざるを得ない。
備後より (新字旧仮名) / 中村憲吉(著)
大塚の場末の——くるまがその辻まで来ると、もう郡部だといって必ず賃銀の増加まし強請ねだる——馬方の通る町筋を、奥へ引込ひっこんだ格子戸わきの、三畳の小部屋で。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)