“日夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にちや90.9%
ひるよる9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるも我國わがくに財源ざいげんにはかぎりあり、兵船へいせん増加ぞうかにも限度げんどあり、くにおもふの日夜にちや此事このこと憂慮ゆうりよし、えず此點このてんむかつてさくこうじてる。
個人の革命は今すでに日夜にちやに起りつつある。北欧の偉人イブセンはこの革命の起るべき状態についてつぶさにその例証を吾人ごじんに与えた。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そうするうちにあの十年の戦争になりまして、良人——近衛このえの大佐でした——もまいります。そのあとに悴が猩紅熱しょうこうねつで、まあ日夜ひるよるつきッきりでした。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
此の日比、左門はよき友もとめたりとて、日夜ひるよるまじはりて物がたりすに、赤穴あかな四〇諸子百家しよしひやくかの事四一おろおろかたり出でて、問ひわきまふる心おろかならず。