日夜ひるよる)” の例文
そうするうちにあの十年の戦争になりまして、良人——近衛このえの大佐でした——もまいります。そのあとに悴が猩紅熱しょうこうねつで、まあ日夜ひるよるつきッきりでした。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
此の日比、左門はよき友もとめたりとて、日夜ひるよるまじはりて物がたりすに、赤穴あかな四〇諸子百家しよしひやくかの事四一おろおろかたり出でて、問ひわきまふる心おろかならず。