“猩紅熱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうこうねつ90.0%
しやうこうねつ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のどや胸や頭や心臓をたえず悩んだ。ちょっとした風邪かぜも気管支炎に変ずる恐れがあった。猩紅熱しょうこうねつにかかって死にかかったこともあった。
十二年の間、重吉は彼を積極的に生かそうとする意志が一つもない環境の中で、猩紅熱しょうこうねつから腸結核、チフスと患って、死と抵抗して来た。
風知草 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
たゞ猩紅熱しやうこうねつの火の調しらべ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)