“日々夜々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にちにちやや60.0%
にち/\よゝ20.0%
ひゞよゝ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日々夜々にちにちやや陸に海に心はせて、世には要なしといえる浪子もおどる心に新聞をば読みて、皇軍連勝、わが父息災、武男の武運長久を祈らぬ日はあらざりしなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
松屋新兵衞を始めとして亥太郎、國藏も文治の恩誼おんぎを思い、日々夜々にち/\よゝ稼ぎましては幾許いくらかの手助けをして居ります故、お町は存外困りませぬ、或日あるひ友之助が尋ねてまいりまして
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あゝ/\我はかる無人の島に漂うて辛うじて命をつなるに、あだ日々夜々ひゞよゝに歓楽を極めてることであろう、に浮世とは申しながら、天はさま/″\に人をあやつるものかな、蟠龍軒よ
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)